小さな凹みはデントリペア
■デントリペアとは
「デントリペア」と言う言葉をご存知でしょうか?正式には「Paintless Dent repair(ペイントレス・デント・リペア)」と言います。
デントリペアは、ヨーロッパ生まれ、アメリカ育ちの「自動車外板修理技術」のことです。
金属部分にできた小さな凹みを特殊な専用工具を使って、短時間でキレイに直す自動車外板修理工法のことです。
従来の鈑金塗装のようにパテ付けや再塗装することなく修理する工法なので、作業時間も短く、しかもキレイに安くできてしまう画期的な技術です。
■デントリペアは、どんな凹みまで修理できる?
塗装が剥げていない状態で10センチ位までが目安です。10センチ以上でもゆるやかな凹みの場合には対応できまることもあります。
また、傷が小さくても塗装が剥げていたり、鋭利な物で強くついたようなものや道具の入らない場所、角部分・プレスライン上の深い凹みは完全修復が難しくなってきます。まずは実車を確認して判断いたします。
上の画像を見てください。施工前の状態の傷でも鈑金塗装なしでキレイに修復されています。
まず、白っぽい擦り傷を磨きを掛けて消します。その後、凹んだ箇所をデントリペアで修復しました。
白っぽくなった傷もこすった物の塗装が付いただけで磨きを掛ければキレイになりましたし、500円玉くらいの凹みなら十分デントリペアで元通りになりました。
自分の愛車に付いた傷を鈑金塗装したら修理代も高くなると諦めていませんか?意外と自分が思っているほどの傷ではないかも知れませんよ!?
まずは、修理工場へ持っていく前に、是非一度ご相談ください。
■デントリペアのメリットとデメリット
●メリット
- 鈑金塗装修理の場合、数日間クルマを預ける事になりますが、デントリペアの場合、基本的に即日リペア可能
- デントリペアは、再塗装をしないので、オリジナルの塗装のままです。また鈑金用のパテを使わないので、修理後にパテ痩せの心配やリペア箇所とその他の箇所との色が合わないといった心配がありません。
- 鈑金塗装しないので、料金も安く済みます。
- デントリペアのプロが施工するので、修復した痕が分からないくらいの仕上がりが望めます。
- 再塗装をしないので、有機溶剤も使いません。環境にとっても優しいエコな修理方法です。
●デメリット
- 鈑金塗装修理と違い、修理箇所の大きさや場所によってデントリペアできるかどうかが制限されます。例えば、樹脂バンパー・樹脂フェンダー・樹脂ドアやグラスファイバー等の金属以外の材質の場所は、ほとんどの場合デントリペアができません。またアルミやステンレスむき出し等の場合もデントリペアができません。
- 塗装が剥がれている場合、塗装の剥がれはデントリペアでは修復できません。状況によってはリペア中に塗膜が剥離する可能性もあります。
- 再塗装など修復暦がある箇所は、リペア作業中に塗装面がヒビ割れてしまう、または剥離してしまう可能性があります。
- 傷の状態によっては跡が残ったり、お客様に満足いただける仕上りにならない場合があります。
自動車修理&鈑金塗装
愛車のこと、なんでもご相談ください。
コーティングやカーフィルム以外のことでもOK!!
以前から疑問に思ってたこととか、他店で施工してもらったが満足できなかったとか、こんな修理できるのか?とか、聞いてみて損はありませんよ。
直接当店で修理は致しませんが、お客様の愛車がどのような状況かを見極め、部品の交換だけで済むのか、鈑金塗装が必要なのか、どのような修理が必要かをボディメンテナンス専門店ならではの視点から、アドバイス致します。
必要以上の修理や不要な鈑金塗装など不必要な修理代金を軽減できることもあります。
例えば、鈑金塗装が必要かもと思っているキズでも、磨きを掛ければ簡単に取れたり、部品の交換だけで済むような修理なら当店でも承れますし、当店ではできないような修理に関しては、当店提携の信用できる修理工場をご紹介いたします。
ご紹介する修理工場へは、直接お客様からのご依頼となりますので、不要な中間マージンも発生しません。
お互いが紹介し合える業者である信頼があるため、仕事への取り組みは変わりませんので、安心してご紹介しております。